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20170819

August 21, 2017

 

39回目の誕生日。
誕生日は特別な日。
何もしてないのにおめでとうと言われる特別な日…

子どもの頃、誕生日はいつも少し複雑な気持ちで過ごした記憶がある。

なぜなら、夏休み真っ只中の誕生日なので「おめでとう」と言ってくれる友達にも会えないし、ほぼ毎年家族旅行の日程と被っている為、旅行先(だいたい青森の祖父母の家)で誕生日を迎える為、誕生日のお祝いと言うより、ただの食事会みたいになってしまうことが嫌だったのを覚えている。それは高校を卒業するまで続き、家を出て一人暮らしを始め、友達やバイト先の人に帰省のついでじゃない、誕生日だけのお祝いをしてもらった時は、本当に嬉しかった。

結婚前、まだ旦那さんとお付き合いしてる頃、彼はわたしの誕生日を「たかが誕生日」扱いしたことがある。誕生日の日は製作するから会えないと。はぁ?何ふざけたこと言ってるんだ…私は5つ年上の彼にブチ切れた。誕生日は年に一度しかないんだ…なんでそれを「たかが誕生日」扱いするんだ…と。怒りに身を任せ、電話したのを覚えている。数時間後、誕生日が終わる1時間くらい前にコンビニで買ったお菓子を持って彼が不服そうにアパートにやってきた。そして人の顔を見るなりこう言った。昨日会ったし、今日は制作するから会えないって言ったよね。はぁ?意味がわからん。誕生日の方が大事に決まってるでしょ!?私は言いっ放した。今思うとだいぶ生意気な小娘だったと思う。それにしても、お互いよく別れようと思わなかったものだ…

良くも悪くも、彼は運命の人だったようで、うっかり結婚してしまった私だか、結婚して家庭を持つようになってわかったことがある。家族と一緒に過ごせる誕生日はとても幸せな事なのだ。だから、わたしが子どもだった頃、母も自分が幸せだと感じる場所でわたしの誕生日を祝いたかったのかもしれないと思うようになった。そう考えると、仏頂面で誕生日を過ごして申し訳無かったなぁと思う。

そんな子供時代を過ごしたわたしなので、子ども達の誕生日は本人の意思を尊重してすごすようにしている。どうせ、あと数年したら友達や恋人と過ごしたいと思うようになるだろう。少し寂しくも感じるが、むしろそう思って欲しい。

誕生日…
それは当たり前の日常に突然やってくる特別な日。今年も素敵な1日を過ごさせてもらった。来年の誕生日が
楽しみである。 

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