top of page

ココロオドルホウヘ

茨城県日立市川尻町にひっそりと佇むおしゃれ度ゼロの喫茶店「詩穂音」のオーナー、コミネユウコです。先日思い立って東京へ行った日の事 を綴りました。

【補足】 

清水社長...詩穂音で使っている缶を扱っている会社、大阪製罐の社長さん

お菓子のミカタ...大阪製罐の菓子缶部門の名称

ジャパンケーキショー...毎年10月に洋菓子協会主催で開催される製菓業界の作品展のこと。

 

20171018 行くべきか、行かぬべきか… その日は朝からウダウダ、グタグタしていた。前日、眼が痛い!と散々騒いでいたから行くのはやめようと思っていた。でも、朝起きたらやっぱり行きたくなってしまったのだ。幸い眼の痛みもひいていた。 正直、作品展にあまり興味がなくなり、もう何年も行ってない「ジャパンケーキショー」に、お菓子のミカタのブースに行きたいと言う理由だけで行ってもいいもんだろうか?うーむ、不純だろうか? それに、お店は定休日だけど、休みの日に一人で出かけて良いものだろうか?なんだか家事をサボって行くみたいで、後ろめたい気持ちになる。うーむ…そんなこんなで朝からウダウダしていたら、旦那さんに「仕事と割り切って行けば良いでしょ…仕事なんだから、家の事放ったらかしてでもやるでしょ…?」と言われ、1時間半後には高速バスに乗り込んでいたわたし。 仕事…仕事…気持ちを切り替え東京へ向かう。東京へ向かう時はいつも八潮PAで降りてTX(つくばエクスプレス)に乗り換える。この方が早く東京に着くから。関係ないけど、わたしはこの八潮PAのトイレが好きだ。清掃が行き届いていてジャズが流れている。鏡で全身をチェックする。たぶん大丈夫。気持ちの切り替えはもうできている。会場のある浅草までは八潮から15分程度で着く。駅を出て浅草寺を通り抜けると会場が見えてきた。

受付を済ませ作品展会場に入る。大勢の人でごった返している。作品展は、何だかすごすぎて異次元。今はあまり興味がないけど観ていて損はないので、ぐるっと一周観て回る。その熱量に圧倒される。 作品展会場を後にして、企業出展ブースへ移動する。こちらも人でごった返している。一周ぐるりと回って、お菓子のミカタブースへ。清水社長はお昼で不在だったので、帰る前にもう一度寄ることに。 喫茶コーナーでケーキを食べて、もう一度お菓子のミカタブースに寄る。今度は清水社長に会えた。「こんにちは」と声をかけると、「おお〜来た」と言って握手をしてくれる。温かい手だ。緊張が一気にほぐれる。なんだろう…とても不思議な人だ。会うのは3回目なのに、すごい話しやすいのだ。久しぶりに会った親戚のお兄さんに「大きくなったなぁ〜」って言われている感じ。話し始めると、楽しくていつのまにか仕事以外の話に…いつまででも話せそうな気分になる。ツイッターやフェイスブックも見てくれていて「あれ美味しそうだったなぁ…」とか言ってくれる。アドバイスもしてくれる。ちょっとした事で、すぐ方向性を見失うわたしは「社長はいつもブレてなくて凄いです」と言うと「ブレないよ。ブレないっていうかブレ方を知らないだけ…」って。ギャー!なんかよくわからないけどカッコイイんですけど…!!ちょっと厨二病的なセリフでしたが完全にやられました。胸のつかえがスーッと取れた瞬間でした。完全にノックアウトされたわたしは、互いに頑張る事を約束し、会場を後にしたのでした。 今回、行くか行かないかギリギリまで迷いましたが、結果的に行って良かったです。背中を押してくれた旦那さんに感謝です。何だかんだ、いつも自分は誰かに見守られ、背中を押してもらっているんだなと気付かされた日でした。いつまでたっても妹根性丸出しであまったれな自分を見守って、そっと背中を押してくれる人達のためにも頑張らないといけないと改めて思ったのでした。 「会いたい。楽しそう。」動機は多少不純でも、自分が素直に行きたい思う方へと向かへば良い。そうすればおのずの仕事へも返ってくる。大事なのは心踊る方へと向かう事。そんな事を教わった一日でした。


    bottom of page